メンズの大きいサイズのルームシューズ。27cm・28cmが見つからない理由と選び方

メンズの大きいサイズのルームシューズ。27cm・28cmが見つからない理由と選び方

冬に足が冷えるのでルームシューズを買おうとして、サイズのところで手が止まった経験はないでしょうか。27cmや28cmを探し始めると、選択肢が急に減ります。「フリーサイズ(〜27cm)」と書かれた商品を買ってみたら、かかとが半分はみ出した。そんな話もよく聞きます。

この記事では、大きいサイズのルームシューズがなぜ少ないのか、素材ごとにどこまでサイズが揃うのか、そして足が大きい人がやりがちな失敗をどう避けるかをまとめました。当店で27cm・28cmを扱ってきた中で、実際にお客様から届いた声をもとにしています。

先に結論

  • 大きいサイズが少ないのは、多くのルームシューズが「女性の自分用」か「来客用のフリーサイズ」として作られているからです。
  • 「フリーサイズ(〜27cm)」の上限は、たいてい履けるぎりぎりの数字です。27cmの人が買うと、かかとが出るか、甲がきつくなります。
  • 1cm刻みでサイズが分かれている商品を選ぶこと。これが大きい足の人にとって一番確実です。
  • サイズは普段の靴と同じで選びます。0.5刻みの方は切り下げます。27.5cmの方は27cmです。
  • 大きい足ほど、底の作りと耐久性を見てください。同じ時間履いても、体重がかかる面積が広いぶん傷みが早く出ます。

なぜ27cm・28cmは選べないのか

理由は単純で、需要の見え方の問題です。ルームシューズは「冷える人が自分用に買う」商品で、その買い手の多くが女性です。作る側は23cm前後を中心に数を揃えます。男性用として作られるものは、そもそも数が少ない。

もう一つが「フリーサイズ」という売り方です。来客用のスリッパに近い発想で、一つのサイズで幅広くカバーしようとします。上限を27cmと書いておけば、23cmから27cmまで一つの在庫で売れる。作る側には合理的ですが、上限ぎりぎりの人にとっては選びようがありません。

結果として、28cmになると「大きいサイズ専門店」か、海外のブランドか、1cm刻みで作っている少数の店しか残りません。


素材別に見た、大きいサイズの見つけやすさ

素材によって作り方が違うので、サイズ展開の考え方も変わります。大きいサイズを探すときの目安として整理しました。

素材 サイズ展開 27cm以上の見つけやすさ 注意点
布・キルティング フリーサイズが多い 低い 上限27cm表記が多く、実際は窮屈になりやすい
ボア・もこもこ S/M/L 中くらい Lでも27cmまでのことが多い。潰れると薄くなる
スリッパ型(合皮・麻) 2〜3サイズ 中くらい かかとが開いているので数字ほど気にならないが、暖かさは弱い
ウールフェルト 1cm刻みが多い 高い ブランドによって上限が異なる
アルパカ毛フェルト 1cm刻み 高い 扱う店自体が少ない

暖かさを優先するなら、フェルト系が有利です。厚みのある1枚の生地で足を包むので、縫い目から熱が逃げにくく、薄くなりにくい。そのうえ1cm刻みで作られていることが多いので、大きいサイズも見つけやすくなります。


大きい足の人がやりがちな失敗

1. フリーサイズの上限を信じる

「〜27cm」は「27cmの人が快適に履ける」という意味ではなく、「27cmの人でも足が入る」という意味であることがほとんどです。27cmの方は、上限が28cm以上の商品か、1cm刻みで27cmが用意されている商品を選んでください。

2. 迷って大きい方を買う

靴で大きいサイズを探し慣れていると、迷ったら大きい方を選ぶ癖がつきます。ルームシューズでは、これが失敗につながります。かかとが浮いて脱げやすくなり、歩くときに足指で引っかけるようになる。特にフェルト系は履くうちに足の形に馴染むので、最初から大きいものを選ぶ必要はありません。

普段の靴と同じサイズ。0.5刻みの方は切り下げる。厚手の靴下で履く方、幅広や甲高の方も、普段のサイズのままで大丈夫です。詳しくはルームシューズのサイズ選びにまとめています。

3. 底の作りを見ない

足が大きいと体重も重い傾向があり、床に接する時間あたりの負担が大きくなります。底が薄い布地だけの商品は、かかとの下から先にすり減ります。底に別素材が縫い付けられているか、フェルトそのものに厚みがあるかを確認してください。

4. 「部屋でしか履かないから」と暖かさを妥協する

足が大きいと、表面積も広くなります。同じ室温でも、熱が逃げる面積が広いぶん冷たさを感じやすい。薄手のスリッパで済ませていると、暖房を上げても足先だけ冷たいままということになります。

測り方は、紙1枚でできます

靴のサイズはブランドによってばらつきがあります。足そのものを測っておくと、どの店で買うときも迷いません。


  1. 紙を床に置き、その上に素足で立ちます。
  2. かかとのいちばん後ろと、いちばん長い指の先に印をつけます。
  3. 印と印の間の長さを測ります。これが足長です。左右で長い方を使ってください。

足長に約1cmを足した数字が、選ぶサイズの目安です。足長26cmなら27cm、足長27cmなら28cmになります。0.5刻みになるときは切り下げます。

Pies de Alpacaの場合

当店のアルパカルームシューズは、22cmから28cmまで1cm刻みで7サイズあります。27cmと28cmも、他のサイズと同じ5色すべてで用意しています。


アルパカ毛100%のフェルトは、羊毛と比べて繊維の表面が滑らかで、素足でも履きやすい素材です。また繊維の中心が空洞になっているため、厚みのわりに軽く仕上がります。足が大きいと重さが気になりますが、この素材ならその心配は少なくなります。

履き始めは指先が軽く当たる程度のことがあります。アルパカ毛のフェルトは体温と圧力で少しずつ足の形に馴染むので、縦にも横にもフィットしてきます。指を曲げないと入らないほどきつい場合は小さすぎなので、そのときはサイズ交換(1回無料)をご利用ください。

素材の特徴についてはアルパカ毛の特徴、他の素材との比較は暖かいルームシューズの選び方もあわせてご覧ください。

よくある質問

28cmより大きいサイズはありますか

当店は28cmまでです。足長27cm以上の方は、28cmをお選びください。それでも小さい場合は、残念ながら当店ではご用意がありません。

妻や母への贈り物として買うとき、サイズはどう聞けばいいですか

「普段履いているスニーカーのサイズ」を聞くのが一番確実です。それがそのまま選ぶサイズになります。0.5刻みの場合は切り下げてください。相手に聞きづらい場合は、玄関の靴の中を見るとサイズが書かれています。

足幅が広いのですが、大きめを選んだ方がいいですか

いいえ、普段のサイズのままで大丈夫です。フェルトは横方向にも馴染みます。大きめを選ぶと、かえってかかとが浮いて歩きにくくなります。

夫婦でおそろいにできますか

できます。同じ色で違うサイズを選ぶ方も、色を変えて選ぶ方もいらっしゃいます。サイズはそれぞれ普段の靴と同じで選んでください。

洗えますか

水洗いは型崩れの原因になるため、おすすめしていません。天気のよい日に外で干していただくと、湿気と匂いが落ち着きます。汚れが気になるときは、固く絞った布で拭いた後、風通しのよい場所でよく乾かしてください。

まとめ

27cm・28cmのルームシューズが見つからないのは、あなたの足が特別だからではなく、作られている数が少ないからです。探すときは、フリーサイズを避けて1cm刻みの商品を選ぶこと。そして迷ったら大きい方ではなく、普段の靴と同じサイズを選ぶこと。この2つで、届いてからの失敗はほとんど防げます。

アルパカ毛100%のルームシューズ Pies de Alpaca は、22cmから28cmまで1cm刻みでご用意しています。27cm・28cmも全5色から選べます。送料無料、サイズ交換は1回無料です。

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