ペルーとボリビアを中心に雑貨を買い付けているOtsuks -Bohemian Style Shop-の三四郎です。ここでは、日本からペルーまでのリアルな移動ルートと、バックパッカー目線での「できるだけ安く行く」考え方を、実際の買い付け旅の感覚とあわせてまとめます。
私は、最安値を狙ってチケットを取るようにはしています。
日本からペルーへ:基本は乗り継ぎ便
日本からペルーへは直行便がなく、リマのホルヘ・チャベス国際空港を目指して、アメリカ・メキシコ・ヨーロッパなどのハブ空港を経由するルートが一般的です。成田や羽田からヒューストン、ダラス、ロサンゼルス、メキシコシティ、アムステルダムなどを経由してリマに入り、そこから国内線やバスでクスコやピサックへ向かいます。
早いプランでも乗り継ぎを含めておよそ22〜26時間、乗り継ぎ時間が長いプランでは30時間以上かかることもあります。Otsuksの買い付け旅でも、ドアツードアで約32時間の長距離移動になることが多く、日本を出てからクスコに着く頃には体はバキバキ、まずは両替と現地SIMを整えてひたすら眠るところから旅が始まります。
航空券の価格帯と狙いどころ
2025年〜2026年頃の相場感では、東京〜リマ往復エコノミーで25万〜35万円前後が標準的な価格帯です。KLMやJAL、ユナイテッドなどの大手キャリアを使うと、プロモーション運賃込みで20万〜25万円台のプランが出ることもあり、逆に年末年始や直前予約では35万〜40万円台になるケースもあります。
SkyscannerやGoogleフライトで「東京(または最寄り空港)→リマ(LIM)」と検索し、経由地を指定せずに最安値を探すのが基本です。経由地によっては、そのままボリビアや他の南米都市に入り、そこからバスでペルーへ抜けるような周遊ルートも組めるので、雑貨の買い付けや市場巡りを兼ねた旅との相性も良い行き方です。
バックパッカー的「できるだけ安く行く」考え方

完全な陸路だけで日本から南米に向かうのは現実的ではないため、バックパッカーでも少なくとも一度は長距離フライトを使う必要があります。そのうえで、「日本→なるべく安く行けるハブ都市」「ハブ都市→リマ(あるいはラパスや他の南米都市)」という二段構えで考えると、総額を抑えやすくなります。
例えば、東京からロサンゼルスやメキシコシティなどまでのセール運賃を狙い、そこから別でリマ行きの安いフライトを組み合わせる方法があります。また、ボリビア側に入り、バスでペルーのプーノやクスコまで抜けるルートも、時間はかかりますがなかなかバックパッカーらしい旅になります。Otsuksの買い付けでも、移動の途中で市場やローカル食堂に立ち寄りながら、その土地の空気ごと商品を連れて帰るような行程を組んでいます。
Otsuksの買い付け旅とローカルな足

リマ到着後は、配車アプリ「Cabify」などを使ってミラフローレスの宿へ向かうのがおすすめです。空港タクシーのぼったくりリスクを避けつつ、アプリ上で料金が確定するため、初めてのペルーでも安心して移動できます。Otsuksの買い付けでも、空港〜市内移動はCabifyをメインに使い、その後はバスやコレクティーボで市場や工房へ向かっています。
クスコやピサック周辺では、アバストス市場のようなローカルマーケットや、アルパカルームシューズの工房・アルパカ牧場を訪ねることも多く、移動そのものが商品の背景ストーリーを集める時間になります。旅ブログでは、こうした長距離移動のリアルさと、現地で出会った人や風景、そしてOtsuksの商品が生まれる現場を、そのまま綴っていきます。
