アルパカルームシューズ工場へ行って、製造工程を撮影してきました。
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南米ペルーのPisac(ピサック)で取引させて頂いているアルパカルームシューズの製造工程を撮影させて頂きました。大きく分けて10工程に分かれています。
全て手作業で行っているため、1足を作るのにおおよそ3日かかります。
アルパカルームシューズに使用されるアルパカ牧場へ訪れました。アルパカが生息する場所へ オーナーの兄弟が管理しているというアルパカ牧場に連れて行っていただきました。 今回の拠点となるピサックを車で2時間ほど南下したPitumarca(ピトゥマルカ)にあるアルパカ牧場へ行きました。
https://store.otsuks.com/blogs/item/item-02
選別・洗毛された毛を使用する
使用するアルパカの毛は、毛刈り後に選別・洗毛された綺麗なアルパカの毛を使います。この「選別・洗毛」のプロセスに関しても今後ブログにしたいと思っています。
奥さんのEmmaさんが主導でルームシューズ事業は動いている
オーナーのNoelさんと奥様で始めたアルパカルームシューズ事業
オーナーのNoelのお兄さんは、アルパカ牧場を経営していて、そこには35,000匹以上の様々な毛色のアルパカを飼育しています。Noelさんは、インカの地にある山々の絵やお祈りをするシャーマンの絵を描いたりするアーティストで、アートの一環でアルパカの毛を用いたフェルトアートを始めて、それを見た奥さんのEmmaさんがアルパカルームシューズのアイデアを発案して始まったそうです。
大きなアルパカ牧場
Noelさんのシャーマンの絵
日本との取引は初めてということ
1つ1つの工程を丁寧に手作業で行なっていく作業のため、今では5、6人のスタッフで行なっているそうです。次回は他のスタッフさんの作業風景も見せていただく予定です。基本的に販売は製造を行なっているピサックのみとの事で、この良品とのご縁に感謝しています。
繊細でハードな作業
今回初めて1から製造工程を見せていただきましたが、型に並べてアルパカの毛を調整する作業は繊細で、毛に摩擦をかけて平らなフェルトにする作業は本当にハードで、Noelさんは汗をかきながら作業していました。
最後の仕上げまで丁寧な手作業
最終工程はルームシューズの底に牛革を手作業で縫い付けていきます。素早く丁寧な作業で見惚れてしまいました。
大事に履けば5年以上履けます
上質なアルパカの毛を使い、手間と労力をかけているからこそ丈夫で長持ちします。私もこのルームシューズを愛用しているのですが、すで5年目に入っています。秋冬は足の一部と化していますし、季節問わず足元が冷える時はすぐにこのシューズを履いてします。蒸れないので素足で履いても快適です。
全5色。カラーラインナップはこちら