アルパカルームシューズに使用されるアルパカ牧場へ訪れました。

many alpaca

前回の買い付けが2019年でしたので、4年越しに南米ペルーにやってきました。
今回は、Pisac(ピサック)で取引させていただいてるアルパカルームシューズのオーナーへの挨拶とアルパカ牧場や制作過程を撮影させていただく為に訪れました。



アルパカが生息する場所へ

オーナーの兄弟が管理しているというアルパカ牧場に連れて行っていただきました。
今回の拠点となるピサックを車で2時間ほど南下したPitumarca(ピトゥマルカ)にあるアルパカ牧場へ行きました。

ピサックからピトゥマルカへのGoogleマップ


ナチュラルカラー(自然な色)のアルパカ

弊社で扱っているアルパカルームシューズはほとんどが"ナチュラルカラー"で、毛を染めたりせず、アルパカ自身の毛の色を使っています。 オーナー曰く、24種類の色のアルパカがいるそうです。

色々な色のアルパカ


白いアルパカの毛


毛を刈る作業の大変さ

毛を刈る作業がこんなにも大変だとは思いませんでした。
というのも、アルパカを捕まえる作業が大変でした。数人で囲いながら数匹のアルパカを端の方へ追い込んでいきます。
アルパカも必死に逃げようとするので、囲いながらも何匹かは逃げていってしまいます。


逃げるアルパカ

端に追い込んだ後、、狙ったアルパカを一気に捕まえて、横に倒します。
なるべく早くアルパカを自由にする為、すばやく全体をカットしていきます。片側が終わると、ひっくり返して逆側も同じようにカットします。
ちなみに成長したアルパカは2年に1回カットし、ベイビーアルパカは1年に1回カットをするようです。


カットされる黒いアルパカ


採取されたアルパカの原毛は選別が必要

今回は、5kgの黒いアルパカの毛を刈ることができました。
アルパカは育つ環境、種類、子どもか大人かの違いで太さや、長さ、不純物の混入など千差万別ですので、選別作業をして、きれいなアルパカの毛を使用し、ルームシューズ制作に入ります。

刈り終わった黒いアルパカの毛

次回は、制作工程についてアップしていきます。

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